栗の花が満開

美味しいのに、匂いで損をしている?

 すっかり夏めいて「暑いね」というのが挨拶の常套句になった感がありますが、そんな中昨日、白く垂れ下がった花を撮影しました。それは、栗の花。夕日に照らされて白い花が多数伸びていてとても綺麗。果たしてこれは雄花?雌花? 調べてみたら、見えているのは雄花で、雌花は根元というか枝元にひっそり咲いているらしい。写真では捉えきれていないので、次に授粉が済んで雄花が黄色くなった頃には、雌花の存在がはっきりしてくるのかなあ?その時期にまた撮影してみたいと思います。

 ところで、花は綺麗なのですが、匂いには好き嫌いがある花のようです。とても強い匂いで、離れていても匂ってきます。僕は嫌いな方ではありませんが、サイトで観たら、この匂いが隣人との争いの種になっているというのも結構あるみたい。「青臭い強い匂い」に閉口して「伐採して」と隣人を訴えた事案もありました。秋になると季節の味覚として楽しまれているのに、花の匂いで損をしている果実と言えるのかもしれません。僕は甘党だから、栗の渋皮煮が好きだし、幼い頃の運動会で、家族揃って食べたお弁当に添えた栗の味は格別だったなあ。そんなことを思い出しています。